北京西駅から市郊外鉄道に乗って通州駅に到著するまで、最速でわずか39分間しかかからない。北京市基礎設施投資有限公司(京投)グループの北京城市鉄路投資発展有限公司はこのほど、「7月1日から、北京都市副中心線北京西駅‐通州駅間における一部列車の所要時間が現行の48分間から39分間に、北京駅‐通州駅の運行所要時間が現行の28分間から23分間に、それぞれ短縮される」と発表した。北京日報が伝えた。
市街地中心部と都市副中心を結ぶ列車の朝夕通勤ラッシュ需要に対応するため、関連部門は、北京西駅と北京駅地下直徑線の運行ダイヤを調整し、北京駅と北京東駅の停車時間を短縮するといった方法で、市街地中心部-都市副中心間のスピーディな運行能力をさらに高めている。
今回の措置は、7月1日より、都市副中心線で全く新しいダイヤが実施されることを意味している。北京都市副中心線は全長29.6キロメートル、北京西、北京、北京東、通州の4駅が設けられており、北京西(北京)駅と通州駅を結ぶ市郊外列車を1日4往復運行している。その內訳は朝の北京西(北京)駅発通州駅行が3本、通州駅発北京西駅行が1本と、夕方の通州駅発北京西(北京)駅行が3本、北京西駅発通州駅行が1本となっている。
都市副中心線を走る「京通號」は、CRH6A型都市間快速車両が採用されており、輸送量の高さと高速運転、スムーズな乗り降り、安定走行、省エネ?環境保護といった優位性を備えている。都市副中心線は、市民の外出傾向を尊重し、市民の外出體験の重視するため、実名制の郊外の鉄道の共通カードと中鉄銀通カード、鉄道磁気乗車券という3種類の乗車券?カードを提供し、市民は自由に選ぶことができる。実名制共通カードを利用して乗車する乗客は、累計優遇措置が適用される。
乗換の點では、北京西駅と北京駅周辺の市バスと軌道交通ネットワークは現時點でかなり完備されており、いずれも市郊外鉄道の利用客の乗り換え需要を満たしている。都市副中心線は、市郊外鉄道へのスムーズな乗り降りに便宜を図るため、北京西駅と北京駅に乗客専用通路を設け、駅構內のスピーディな出入りを実現している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn