中央國(guó)債登記結(jié)算有限責(zé)任公司はこのほど、今年5月の債券統(tǒng)計(jì)月報(bào)を発表した。それによると、今年5月末現(xiàn)在、海外機(jī)関投資家が同公司に預(yù)託した債券は1兆2千億元（1元は約17.2円）を超え、半年足らずで昨年の増加額を上回る2346億元増加した。2017年3月以降、海外機(jī)関投資家の同公司への預(yù)託債券は15ヶ月連続で増加したという。「経済日?qǐng)?bào)」が伝えた。

同月報(bào)によると、今年5月末現(xiàn)在、海外機(jī)関投資家が同公司に預(yù)託した債券の額面金額の総額は52兆3200億元に達(dá)し、4月末に比べて4952億1千萬(wàn)元増加した。

年初以來(lái)、人民元の國(guó)際化プロセスが加速し、人民元の國(guó)際的影響力が持続的に高まり、國(guó)際的な資産配分の中で人民元資産が吸引力をもった資産になり、中國(guó)債券市場(chǎng)に進(jìn)出する海外資本が増加を続けている。

招商証券の謝亜軒チーフマクロアナリストは、「海外機(jī)関の保有比率をみると、今年4月までに、中國(guó)國(guó)債市場(chǎng)における海外機(jī)関の割合がさらに上昇して6.29％になり、年初から1.32ポイント上昇した。中國(guó)債券市場(chǎng)全體の中で、海外機(jī)関の占める割合が1.98％に上昇し、引き続き過(guò)去最高を更新した」と話す。

歐州中央銀行がこのほど発表した研究報(bào)告によれば、各國(guó)の中央銀行の外貨準(zhǔn)備の管理?yè)?dān)當(dāng)者の間で準(zhǔn)備通貨としての人民元に対する信頼感が上昇しており、人民元の準(zhǔn)備通貨を増やしたいとした人も多かった。同報(bào)告が引用した、世界の外貨準(zhǔn)備の半分を管理する中央銀行の外貨準(zhǔn)備管理?yè)?dān)當(dāng)者79人に対する調(diào)査では、29人が、「2020年までに自身の管理する外貨建て資産の組み合わせのうち、人民元建て資産の占める割合が10～20％に上昇する見(jiàn)込み」と答えている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月12日