中國の王毅國務委員兼外交部長（外相）は現(xiàn)地時間5月31日にベルリンでドイツのマース外相との共同記者會見に臨んだ。中國新聞社記者?彭大偉撮影。

中國の王毅國務委員兼外交部長（外相）は現(xiàn)地時間5月31日にベルリンでドイツのマース外相との共同記者會見に臨んだ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

「16プラス1協(xié)力」に対してEUとドイツに依然様々な聲や見解があることについて、王部長は中國側の立場を的確に表明。中國側が「16プラス1協(xié)力」を中國?歐州関係の構成要素であり有益な補完であると考えていることを明らかにした。

王部長は「中國側は終始揺るがず歐州統(tǒng)合プロセスを支持しており、より団結し、安定し、繁栄するEUを望んでいる。中國とEUは共に多極化の支持者、世界の安定の維持者、自由貿易の提唱者であり、互いに重要な貿易パートナーであり、利益の融合が進んでいる。EUの弱體化と分裂は全く中國の利益にならず、中國側が望んでいることでもない」と指摘。

「『16プラス1協(xié)力』は中國と中?東歐諸國が自ら望んだ地域を跨ぐ協(xié)力プラットフォームであり、すでに中國?歐州関係の構成要素、有益な補完となっている。『16プラス1協(xié)力』の実施は、中國側と中?東歐諸國の強みによる相互補完の発揮にプラスであり、歐州內の格差縮小にもプラスであり、歐州の均衡ある発展を実現(xiàn)する。『16プラス1協(xié)力』が歐州の統(tǒng)合プロセス加速への助力となり得ることは時が証明するだろう。『16プラス1協(xié)力』の開放性と包摂性を體現(xiàn)するため、中國側は中國EU関係とEUの法規(guī)の枠組での中?東歐諸國との協(xié)力実施を終始堅持している。これまでの『16プラス1』首脳會議はいずれも、歐州統(tǒng)合を支持するメッセージを明確に伝えており、成果文書も協(xié)力実施においてEUの法規(guī)を遵守することを明確にしている。EUの代表も『16プラス1』の枠組での重要な活動に招待を受けて出席してきた。中國側はEUと加盟國の代表を新たな『16プラス1』首脳會議に招待し、発展と協(xié)力の大計を共に話し合うことを前向きに検討しているところだ」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月1日