第4回世界インターネット大會が3日、浙江省烏鎮(zhèn)で開幕した。習近平國家主席は祝辭で、國際社會と共にネット主権を尊重し、パートナー精神を発揚し、みなの事はみなで協(xié)議?処理して、発展の共同推進、安全の共同維持、ガバナンスの共同參加、成果の共有を実現(xiàn)したい考えを強調した。習主席は世界のインターネットの発展の趨勢に対する深い洞察及びサイバー空間の発展?ガバナンスの法則に対する正しい把握に基づき、世界各國と手を攜えてインターネットとデジタル経済を発展させ、各國民に幸福をもたらす中國の真摯な願いを表明した。(人民日報「鐘聲」國際論評)
デジタル経済協(xié)力は國際協(xié)力の新たな目玉となりつつある。2016年のG20杭州サミットは「G20デジタル経済発展?協(xié)力イニシアティブ」を採択。先般の第25回アジア太平洋経済協(xié)力會議(APEC)首脳會議は「APECインターネットとデジタル経済ロードマップ」「APECクロスボーダー電子商取引円滑化フレームワーク」を採択した。いずれもインターネットとデジタル経済の協(xié)力を強化し、デジタル?ディバイドを解消して、デジタル化のメリットをより多くの人が享受できるようにすることを各者が望んでいることを示している。今年の世界インターネット大會のテーマ「デジタル経済の発展、開放?共有の促進――サイバー空間運命共同體の共同建設」は、まさにインターネットの発展がもたらした歴史的チャンスを捉え、デジタル経済を重要な駆動力に、サイバー空間の開放?協(xié)力?交流?共有を推進して、インターネットが経済発展、社會進歩、生活改善をより良く後押しするようにすることを望んだものだ。
7億5000萬人のネット利用者を擁するネット大國である中國は常に自らの発展を堅持すると同時に、世界のデジタル経済の発展に力強い原動力を與えている。10年前、中國のネット通販取引額は世界全體の1%に満たなかったが、今や40%を超え、英米日仏獨5カ國の合計を上回っている。11月11日「獨身の日」セールには、世界225の國と地域から14萬以上のブランド?1500萬種の商品が參加した。今回のインターネット大會はデジタル経済に焦點を合わせた。これはインターネットとデジタル経済の発展の急行への相乗りを各國に後押しする中國の責任感の表れだ。
英紙デイリー?テレグラフは「世界インターネット大會は中國が開放を進めていることをはっきりと示した」と指摘した。この4年間、世界インターネット大會は時代の発展の動きをしっかりと押さえ、世界のサイバー空間の共同構築?享有?ガバナンスを後押しし続けてきた。習主席は2015年の第2回世界インターネット大會開幕式で、世界インターネットガバナンス體制の変革を推し進めるうえでの「4つの原則」及びサイバー空間運命共同體の構築の「5つの主張」を打ち出して、世界インターネットガバナンスに中國の知恵と案を貢獻し、サイバー空間國際協(xié)力の礎石を固めた。今や、サイバー空間運命共同體の構築という中國の案は日増しに世界の共通認識となってきている。
「インターネットは無形だが、インターネットを運用する人々は有形だ。インターネットは人類共通の郷里だ」。新時代、中國はインターネット強國へと邁進する揺るぎなく力強い足並みに伴い、引き続き世界各國と手を攜えて努力し、対話と協(xié)力を深め、インターネットの発展の成果が各國の人々により良く幸福をもたらすようにする。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月4日
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