中國工程院、中國科學院が相次いで新たに當選した外國籍院士リストを公表し、社會から注目を集めている。外國籍院士は肩書だけではないだろうか?彼らはどのようにして選ばれたのだろうか?中國の科學技術発展に向けどのような力を発揮するのだろうか?新華社が伝えた。
新たに當選した中國工程院外國籍院士、米國の有名環境科學?工學教授のマイケル?ホフマン氏は29日、勤務先のカリフォルニア工科大學でインタビューに応じた際、「選考の競爭は非常に激しく、競爭相手は600人以上いた。私は中國の清華大學教授から推薦され、審査に審査を重ねて當選した。非常に光栄に思っている」と話した。
新たに當選した外國籍院士の多くが、中國科學技術発展の大きな流れに乗り、中國の學界?業界との間に密接な関係を持っている。
ビル?ゲイツ氏はテラパワーの會長として近年、何回も中國を訪れ、関連企業と事業提攜している。テラパワーは原子力企業で、主に第4世代原子力技術「進行波爐」の研究開発に取り組んでいる。現在は中核集団と協力し、進行波爐を共同開発している。
ホフマン氏は毎年60-70日を中國で過ごしている。2012年には清華大學海外學者になり、大連理工大學客員教授、華南理工大學顧問委員會メンバーなどの職についている。
ホフマン氏は、「私のもとには多くの中國人の博士課程學生及びポスドクがおり、カリフォルニア工科大學のチームにも多くの中國人研究者がいる」と話した。また、ビル&メリンダ?ゲイツ財団の支援を受け、ホフマン氏が開発する太陽エネルギー衛生システムは中國江蘇省の宜興に設置され、製造メーカー2社を設立している。
中國工程院の新たに當選した外國籍院士として、ホフマン氏は、「少數の科學者を中心とするピラミッド型の科學研究チームを組むのではなく、多くの中國人科學者が獨立し自主的に創造力あふれる仕事をすることを願う」と提案し、「北京大學などの一部の科學研究校は、その方向に発展中だ」と話した。
また、ホフマン氏は、「私は今後も先進技術の研究開発を引き続き推進していく。カリフォルニア工科大學の授権協定に基づき、これらの技術を中國企業に譲渡する。また、清華大學などの客員教授を続け、中國人學生に指導していく」とした。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月4日
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