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2016年9月1日  
 

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人民網日本語版>>経済

中國で開催されるG20サミットに期待を寄せる日本のエコノミスト

人民網日本語版 2016年09月01日13:25

みずほ総合研究所市場調査部主席エコノミスト武內浩二

9月4日から5日にかけて中國の杭州で開催されるG20サミットを控え、日本のみずほ総合研究所のエコノミストたちに取材を行い、G20についてのそれぞれの考えを語ってもらった。彼らは世界経済を支える役割は、杭州G20に集まる各國首脳の手に委ねられているとの見方を示しており、なかでも中國は、進捗が急がれる構造改革の推進と景気安定との均衡、そして為替政策の予見可能性という難しい課題に取り組むべく重要な責任と期待を負っているとしている。またG20には不安定な狀態を脫し、安定成長への道筋をつける上で、重要な役割を果たしてほしいと期待している。人民網が伝えた。

安定成長の上で重要な役割を果たすG20の役割

みずほ総合研究所市場調査部主席エコノミストの武內浩二氏は、「金融危機からの回復には一定の成果がみられるものの、世界経済は依然として低成長が続き長期停滯への不安が付きまとっている。また、英國のEU離脫や資源価格の動向など世界経済にとっての不確実性を高める問題は多く、國際金融市場の混亂は頻発している」と述べた。

さらに、「こうした不安定な狀態を脫し、安定成長への道筋をつける上で、G20の役割は重要である。具體的には、國際的な政策協調を進め、各國の実情に応じた數値目標などを共有化し、さらに相互チェックを行うことで実効性を高めるようなシステム作りが求められよう」と指摘した。


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