2016年(第21回)中國國際教育巡回展示會(上海)がこのほど、上海の東亜展覧館で開催。英國や米國、フランス、ドイツ、オーストラリアなど人気留學先の常連國のほか、アラブ首長國連邦、ポーランド、ハンガリーの初參加國などから來た、90以上の大學や教育機関が出展している。人気の留學先國は、多くの留學生を呼び込もうと、ビザ発給要件の緩和を実施している一方、初參加國は奨學金や就職、學費などの優遇策を目玉にしている。文匯報が報じた。
幼稚園から高校まで中國人留學生が増加
中國教育部(省)の統計によると、2015年、中國から海外に留學した人の數が初めて50萬人を突破した。米國や英國、オーストラリア、カナダなどでは、中國が外國人留學生の最大の出身國となっている。在カナダ上海総領事館の教育商務擔當者?趙佳氏によると、近年、幼稚園から高校までの留學生が急増している。同様の狀況は英國やオーストラリアでも見られる。14年から、オーストラリアは、中學校の留學生を対象にしたビザの取得要件を段階的に緩和している。英國総領事館文化教育部教育推進擔當者?盧志堅氏によると、現在、英國に留學している中高生の総數は1萬人を超えている。また、英國はここ數年、寮制の中學?高校を設置して、中國人留學生の呼び込みを図っている。