南京理工大學は最近、學部生の「學食カード」の使用記録を分析し、1カ月當たり食堂で60回以上食事しているにもかかわらず、消費額が420元(約7350円)以下の學生を対象に、援助を行うプログラムを開始した。中國網が報じた。
今月21日、同大學の學生301人の「學食カード」の殘高が増えていた。十數元増えていた學生もいれば、300元(約5250円)以上増えていた學生もいた。今後、301人は卒業するまで、毎月同じ金額の援助を受けることができる。
同プログラムは、経済的に厳しい學生の食事の問題を解決しようと、同大學が最近開始した。
他のサポートプログラムと違い、學生は申請や審査をする必要もなく、援助金が直接學生の「學食カード」に入れられ、チャージされるまでは誰もそれを知らないというのが同プログラムの特徴だ。
同大學教育基金會の王虎事務局長は、「學生の尊厳を守ると同時に、経済的に厳しい學生にあたたかい気持ちになってもらいたい。家庭が経済的に厳しいにもかかわらず、體裁が悪いため、貧しい學生を対象にした奨學金の申請をためらう學生もいる。また、公開の審査や公示も學生の自尊心を傷つける可能性がある」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月28日