スイスのUBSとプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の最新調(diào)査の結(jié)果によると、アジアの億萬長者番付に入選する女性の數(shù)が増え続けており、しかもその過半數(shù)は裸一貫から財を築き上げたという。新華網(wǎng)が伝えた。
米CNBCの報道によると、UBSのウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)部門のクロスアセットストラテジスト 、ジェームズ?パーセル氏は「アジアの女性億萬富豪のうち、裸一貫から財を築いた人が50%を上回り、一族の富を築き上げたとされる人物が95%以上を占める。つまり、彼女たちは富の創(chuàng)造を自ら推進してきたことを意味する」と指摘する。
調(diào)査結(jié)果によると、アジアの女性億萬富豪の數(shù)は2005年の3人から2014年には25人にまで増加、そのうち約半數(shù)が「富豪一代目」だ。
アジアの女性富豪が飛躍する業(yè)界のトップ3は上から順に、不動産、工業(yè)、健康業(yè)界だった。
パーセル氏は、「アジアと違い、ヨーロッパでは裸一貫から財を築いた女性富豪は10%にも満たない。家族の遺産を引き継いだ女性富豪は米國では81%、歐州では93%を占める」と指摘する。
全體的にみると、世界の女性億萬富豪の數(shù)は1995年の22人から2014年の145人に増加している。
だが、家族から相続した財産であっても、女性富豪達はその経営に大きな自信を見せている。報告によると、「夫あるいは父親から『ビジネス帝國』を受け継いだ女性は、男性継承者よりもさらに主體性を発揮している。単に業(yè)績を受け継ぐのみならず、時には企業(yè)をより高いレベルへと発展させるケースもある」という。
報告によると、富や勢力のある家柄は近頃、企業(yè)経営において娘により多くの役割を擔わせようとしている。家族の利益を守るため、性差別なく継承者を考慮することは、戦略的な方針とみられているという。
ただ、世界の男性の億萬富豪の數(shù)は依然として女性をはるかに上回っており、1995年の22人から、2014年には1202人に達した。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月17日