◆高倉健さん悼む聲 張蕓謀監督ら各界から続々
中國外交部(外務省)の洪磊報道官は18日の會見で、「高倉健さんは、中國國民にもよく知られた日本の蕓術家。両國の文化交流を促進するうえで重要な貢獻をした。彼の死去に対して哀悼の意を表したい」と述べ、映畫を通じて中日交流に盡力した高倉さんの功績をたたえた。>>
高倉さんの影響を大きく受けた中國の巨匠?張蕓謀(チャン?イーモウ)監督も同日、「微博(ウェイボー)」で、「親友の高倉さんが死去し、非常につらい。知り合ってから10年余りだが、その聲や笑顔が目の前にあるようで、現実を受け入れたくないが、ただ心から哀悼をし、天國での幸せを祈る」とつぶやいた。
そのほか、女優の姚晨(ヤオ?チェン)が、「さよなら、杜秋(映畫『君よ憤怒の河を渉れ』での高倉さん演じた杜丘冬人)」、女優の袁立(ユエン?リー)が、「本當につらい。肉體は永遠ではないけれど、一挙一動は永遠にこの世に殘される」、姜文(チアン?ウェン)監督が「心が痛む」など、微博で哀悼の意を次々に示している。
中國のネットユーザーからも、「お母さんの好きだった俳優が亡くなってしまった。2005年には主演を務めた『単騎、千里を走る』の撮影のために雲南省にも來た。時間は本當にあっという間に過ぎる」、「高倉健が亡くなってしまった。夫は『高倉さんは今まで見たことのある俳優の中で、最も男らしい俳優だった』と言っている」など、高倉さんが中國でも愛されていたことを示す哀悼コメントが次々に寄せられている。