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習專欄

甘粛省敦煌の砂漠で「飛天」なりきり寫真撮影が大人気に

人民網日本語版 2023年06月12日15:49

優雅なシフォン生地の衣裝を身にまとい、漢や唐の時代を彷彿させるクラシカルなメイクを施し、果てしなく続く砂漠を歩き、思い出のワンショットを殘す「飛天」なりきり寫真撮影が今年の夏、「シルクロードの旅」で人気のオプショナル體験となっている。中國新聞社が報じた。

6月以降、観光客が數多く訪れ、ラクダが長蛇の列を作る甘粛省敦煌市の砂漠に、同市にある「莫高窟」に殘る壁畫の踴りを再現した「敦煌舞(ダンス)」の愛好家も押し寄せ、「シルクロードの旅」を楽しんでいる。こうした旅行者は、「飛天」コスチュームを代表とする各種伝統衣裝を身にまとい、ネット上で大人気の観光地である鳴沙山の月牙泉や玉門関、陽関などを訪れ、寫真を撮影したり、ライブ配信をしたりしている。そして、さまざまな伝統的なコスチュームが、神秘的なムードを漂わせ、歴史あるシルクロードに花を添えている。

敦煌で旅行者を対象に「飛天」をテーマにした寫真撮影サービスを提供する店のオーナー?李大州さんは、「數ヶ月先まで予約が詰まっている。カメラマンは、いつも鳴沙山に登ったきりで、一番暑くなる正午に一息つけるぐらいだ。今年、敦煌では、旅行者を対象にした寫真撮影店が100社以上できた。敦煌文化を代表する飛天コスチュームのほか、西域プリンセスといった、中國の『西域』テイストの衣裝が旅行者の間で大人気になっている」と説明する。

敦煌市文化?観光局の11日の最新データによると、莫高窟や鳴沙山の月牙泉といった敦煌の6大景勝地を今年訪れた観光客は延べ約140萬人に達し、2019年同期比で31.07%増となっている。

敦煌市鳴沙山?月牙泉景勝地サービスセンターによると、旅行者を対象とした寫真撮影サービスを導入したのは、観光客を呼び込むほか、敦煌の歴史文化と多民族文化の「融合」をPRするためという。

四川省成都市に住む女性?奧楠さん(仮名)は今年、敦煌の砂漠で優雅な「飛天仙子」になりきった寫真がきっかけで、SNSのフォロワーが何倍も増えてすでに約100萬人に達している。「敦煌の『素敵』な部分を発見し、それを自分なりの方法で発信するというのは、とてもいいことだと思う」と奧楠さん。

また、「飛天」なりきり寫真撮影を體験したという山東省から來た観光客?胡雯さんも、「伝統衣裝を著て砂漠で寫真を撮影するというのはここでしかできない體験。ユニークな旅行スタイルでもあり、現地の風土や人情、文化的雰囲気をじっくり堪能できる」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年6月12日

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