中國の呉江浩駐日大使はこのほど、招待に応じて日本國際貿(mào)易促進協(xié)會の交流會で講演した際、「米國要因はすでに中日関係の安定的発展に影響を與える最大の外的試練となっている。米國の中國封じ込めに歩調(diào)を合わせる日本側(cè)の消極的傾向が、現(xiàn)在中日両國の経済界の協(xié)力への自信を浸食している。中日間の経済?貿(mào)易協(xié)力の健全な発展を維持するため、雙方は『デリスキング（リスク低減）』を警戒し、これを阻止し、開放的協(xié)力を維持し、協(xié)力の原動力を回復し、増強する必要がある」と指摘し、日本の経済界に対して、対中協(xié)力の信念を揺るぎないものにし、対中協(xié)力?投資を強化するよう呼びかけた。人民網(wǎng)が伝えた。

呉大使は「中國共産黨第20回全國代表大會（第20回黨大會）報告は、中國が革新駆動型発展を堅持し、現(xiàn)代的産業(yè)システムを構(gòu)築し、経済発展の重點を?qū)g體経済に置き、新世代の情報技術(shù)、人工知能（AI）、バイオテクノロジー、新エネルギー、新素材、ハイエンド裝備、グリーン?環(huán)境保護など一連の新たな成長のエンジンを作り上げることを明確に打ち出した。こうした分野の多くは日本が強みを持つ分野であり、いずれも雙方間の協(xié)力の重點や目玉となることができる。我々は日系企業(yè)を含む外資の投資に関する権利?利益を法に基づき保護し、外資系企業(yè)の中國における理にかなった訴えを積極的に解決し、市場化、法治化、國際化された一流のビジネス環(huán)境を築くべく努力していく」と表明。

「今年第1四半期の中國の経済運営は良いスタートを切り、予想を上回るパフォーマンスを見せ、GDPは前年同期比4.5％成長し、大きな強靭性と潛在力をはっきりと示した。今年第1四半期の中國の外資導入額（実行ベース）は580億ドル（1ドルは約139.6円）で、新設(shè)の外資系企業(yè)は1萬社を超え、外資系企業(yè)の投資は1日4.7億ドルに達すると同時に、中國から世界への投資も3.2億ドルに達している。日本の経済界が対中協(xié)力への信念を揺るぎないものにし、対中協(xié)力?投資を強化することを希望する」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月6日