南中國海東部海域で13日、重さ1萬5000トン以上の「恩平20?4」石油生産プラットフォームの上部モジュールとジャケットの設(shè)置が完了した。中國の海上油ガスプラットフォームのダイナミックポジショニングフロートの設(shè)置重量の新記録を達成した。科技日報が伝えた。

上部モジュールとジャケットからなる同プラットフォームは、上部モジュールの単層甲板の面積はバスケットボールコート9面分に相當し、重さは1萬5463トン。ジャケットの高さは104メートル、重さは1萬2000トン近くで、深さ100メートル近くの海底にそれより前に設(shè)置済み。ジャケットを海底に固定するため、プロジェクトチームは長さ145メートル近くで直徑2.4メートルの12本の鋼管杭を深さ120メートルの海底に打ち込んだ。この合體後の総重量が2萬7000トンを超える「鉄鋼の巨人」が超大型臺風でもびくともしないようにした。

プラットフォーム上部モジュールの重量が中國の海上クレーン船の能力の限界を上回ったため、ダイナミックフロート技術(shù)により海上設(shè)置を行った。フロートは潮の満ち引きの自然力と船舶の正確な調(diào)節(jié)を組み合わせた手段をうまく用い、重量挙げ選手の「クリーン&ジャーク」のようにして設(shè)置を行った。ダイナミックポジショニングフロートは新型設(shè)置技術(shù)だ。「恩平20?4」プラットフォームの設(shè)置を例にすると、同方法によりプラットフォームの輸送速度を2倍に上げ、海上設(shè)置作業(yè)に必要な時間を48時間から24時間に短縮できる。これにより、作業(yè)効率が大きく向上し、海洋油田の建設(shè)ペースが加速することになる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月15日