第13回中國衛星測位年次総會で明らかになったところによると、中國は今年1-3基の北斗ネットワーク構築予備衛星を打ち上げ、衛星ネットワークの安定性と実用性をさらに高める計畫だ。中國青年報が伝えた。
24基の中円地球軌道衛星、3基の地球靜止軌道衛星、3基の傾斜対地同期軌道衛星からなる北斗3號衛星測位システムの配置が2020年6月に完了した。北斗3號システムが同年7月に正式にグローバルサービスを提供開始した。
北斗は現段階ですでに経済?社會発展の各業界?各分野で広く応用されており、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの新興技術と深く融合している。北斗測位機能を持つ端末製品の全保有量は21年現在、12億臺(セット)を超えていた。一般消費分野では、ファーウェイ(華為)、アップル、シャオミ(小米)などの中國內外の主要スマホメーカーが北斗に対応している。北斗に対応する新規にネットワークに接続したスマホの22年の國內出荷臺數は計2億6000萬臺で、全體の98.5%を占めた。北斗を中心とする中國衛星測位サービス産業の総生産高は5500億元(1元は約19.5円)に達した。
中國衛星測位システム管理弁公室の関係責任者は、「中國の衛星測位サービス産業の総生産高は第14次五カ年計畫(2021-25年)の後期に倍増し、1兆元の大臺を突破する見込みだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年5月4日