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中國工程院が2022年の「世界10大工學成果」を発表

人民網日本語版 2022年12月16日14:01

中國工程院の機関誌「Engineering」は15日、「世界10大工學成果2022」を発表した。北斗衛星測位システム、嫦娥月探査、新型コロナウイルスワクチンの研究開発及び応用、大型再使用ロケット「ファルコン」、港珠澳大橋、超大規模クラウドサービスプラットフォーム、ジェイムズ?ウェッブ宇宙望遠鏡、標準高速鉄道車両「復興號」、太陽光発電、新世代電気自動車が入選した。光明日報が伝えた。

中國工程院によると、世界10大工學成果とは過去5年近くの間に世界で完了した、世界的な影響力を持つとともに、顕著な経済?社會的効果をもたらした工學イノベーションの重要成果で、単一もしくは複數分野の現在の工學テクノロジーの最高水準を反映するものを指す。審査は「Engineering」學科編集委員會と中國工程院「世界工學フロンティア」プロジェクトチーム専門家による審査委員會が擔當し、獨立、客観、科學の原則に基づき、世界からの募集、専門家による選定?推薦、一般向けのアンケート調査により最終的に決定された。

中國工程院の楊寶峰院士によると、今年の世界工學フロンティアには「新技術」「新材料」「新手段」「新理念」という4つの全體特徴があり、次の3つの傾向を示している。(1)単一イノベーションからシステム統合へ。例えば「空?宇宙?陸?海一體化通信網構築理論と技術」は、地上ネットワーク、宇宙ネットワーク、空ネットワーク、海ネットワークを統合し、広い空間範囲內の各種ネットワークの応用にユビキタス、スマート、協同、高効率の情報インフラを提供できる。(2)並行発展から學際融合へ。例えば「高齢化向けスマート応答健康建築」は建築設計と建造、人工知能、情報通信、ヘルスケア、環境などの複數學科の知識を融合させ、高齢化がもたらす課題の解決に取り組む。(3)技術の研究開発からシーンの応用へ。例えば「ゲノム編集技術」は數年の発展を経て、実用化のペースが上がっており、植物、動物、人體での応用が新たな工學フロンティアになっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年12月16日

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