中國海洋石油集団有限公司は14日、中國が獨(dú)自に開発?建設(shè)した世界初の10萬トン級深水半潛水式石油生産?貯蔵プラットフォーム「深海1號」エネルギーステーションが、山東省煙臺市で引き渡され、海南島の海域に向け発進(jìn)したと発表した。中國深水油ガス田開発能力と深水海洋プロジェクト設(shè)備の建設(shè)水準(zhǔn)における大きな飛躍を遂げた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

深海1號は大馬力タグボート3隻のけん引で黃海の海域から一路南下し、2月に海南島南東の陵水海域に到著後、油ガス生産施設(shè)の現(xiàn)場組立が行われ、中國初の1500メートル深水自営大型ガス田「陵水17-2」の開発に使用される。

深海1號は上部モジュールと船體の2部分に分かれ、「30年間ドックに戻り點(diǎn)検修理の必要なし」という高品質(zhì)設(shè)計基準(zhǔn)に基づき建造された。設(shè)計上の耐用期間は150年で、百年に一度の強(qiáng)い臺風(fēng)にも耐えられる。エネルギーステーションは200セット近くの重要油ガス処理設(shè)備を搭載。世界で初めて半潛水式プラットフォームの柱部分の石油貯蔵を?qū)g現(xiàn)し、その最大貯蔵量は2萬立方メートル近くにのぼり、コンデンセート油の生産、貯蔵、輸送の一體化機(jī)能を?qū)g現(xiàn)した。

深海1號はサイズが巨大で、総重量が5萬トンを超える。最大投影面積は標(biāo)準(zhǔn)的なサッカーコート2面分に當(dāng)たり、高さは120メートルで、40階建てのビルに相當(dāng)。最大排水量は11萬トンで、中型空母3隻に相當(dāng)。その船體の溶接部分の全長は60萬メートルにも達(dá)し、北京市の第6環(huán)狀道路を3周できる。使用した電気ケーブルの長さは800キロメートル以上で、海南島を1周できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月15日