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日本獨自の細部までこだわった感染癥対策製品 中國市場進出目指す

人民網(wǎng)日本語版 2020年09月28日10:25

日本では新型コロナウイルス感染癥がいまだに効果的に抑制されていない。中國や東アジアの多くの國で行われている効果的な濃厚接觸者の追跡や全國民を対象とした大規(guī)模な検査、外出時の健康コード利用といった措置は、さまざまな原因により、日本では実施が難しいとされている。

ワクチンの飛躍的進展はまだこれからという現(xiàn)在の狀況の中、日本では、「新型コロナウイルスとの共存が、社會の新しい常態(tài)になる」という共通認識が形成されている。細部までこだわった設計を得意とする日本企業(yè)は、この流れに乗って、一連の日本式感染対策の「ハイテク」を打ち出している。

たとえば感染予防のための「非接觸ボタン」が搭載されたエレベーターが挙げられる。

感染流行期間中、多くの人は、たとえばエレベーターで行き先の階のボタンを押したり、エレベーターの壁に寄りかかるといったこれまで普通にしていた「接觸」に対し、異常なまでに敏感になった。中國の一部の都市の集合住宅などでは、エレベーターに爪楊枝やティッシュを置いて、手で直接ボタンに觸れないようにしているところさえあった。

日本の日立ビルシステムが開発した「非接觸型エレベーター」は、エレベーターのセンサーに向かって手を上下させるだけで、エレベーターが上からまたは下から移動してきて、自分の行きたい階を告げればそこまで運んでくれる。エレベーターが正確に認識できないのではと心配する人は、対応するアプリを利用してエレベーターを呼び、行き先階を告げることもできる。日常的に利用している人なら、エレベーターが顔認証でその人を識別し、自動的にいつも降りる階まで運んでくれる。

細部までこだわる日本のエレベーター設計者は、ボタンと內部の壁に抗菌の金屬素材を使用し、より安心して乗れるようにデザインしている。また停止中には、天井部分に取り付けられた殺菌燈が自動的に稼働して、エレベーダー內を消毒し、內部に設置されている換気裝置もエレベーター內の空気を換気し続ける。

このほかに日本の感染対策「ハイテク」で面白いのは、抗菌効果があるとされる「銀イオン攜帯電話保護フィルム」だ。

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