サイバー空間のグローバル?ガバナンスの推進においては、害を避けて、インターネットが人類により良く幸福をもたらすようにすることが肝要だ。2015年の第2回世界インターネット大會で習主席は「サイバー空間運命共同體の構築」という理念を初めて打ち出し、インターネットの発展を管理するうえでの「4つの原則」と「5つの主張」について深く詳しく説明して、國際社會の広範な関心と賛同を得た。これはすでに世界インターネット大會の永久のテーマとなっている。このほど世界インターネット大會組織委員會はコンセプトペーパー『サイバー空間運命共同體を手を攜えて構築』を発表。サイバー空間運命共同體構築の時代的背景、基本原則、実行の道筋、ガバナンスのフレームワークについて深く詳しく説明し、「共同で発展を推進し、安全を守り、ガバナンスに參加し、成果を分かち合う」との意向を伝えた。サイバー空間運命共同體の構築に関する中國の主張は、日増しに各者に共通する努力方向となっている。
今年は中國がインターネットに完全に接続してから25周年でもある。『中國インターネット発展報告2019』によると、2019年6月時點で中國のインターネット利用者は8億5400萬人に上る。2018年に中國のデジタル経済は31兆3000億元規模で、対GDP比は34.8%に達する。こうしたデータは、ガバナンスが適切でさえあれば、インターネットは一つの國さらには全世界に深く積極的な変化をもたらすということを物語っている。
中國はインターネット大國からインターネット強國へと向かう征途の行進において、常に責任ある大國としての役割を発揮し、サイバー空間発展の貢獻者、サイバー空間開放の推進者、サイバー空間安全の防衛者、國際サイバー空間ガバナンスの建設者であるべく努力している。中國はサイバー空間の國際交流?協力を深め続け、発展のノウハウを積極的に共有し、サイバー空間運命共同體の構築を積極的に後押ししている。これは世界と人類に幸福をもたらす重要な事業だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月23日