「中國海洋第一展」と呼ばれる中國海洋経済博覧會2019では、數多くの海洋「大國の代表的製品」及びハイテクの研究開発成果が公開された。新華網が伝えた。
オレンジの頭とホワイトのボディを持つサメに似た有人潛水艇「蛟竜號」の模型は、博覧會で最も人気の高い展示品の一つだといえる。この中國が獨自開発した有人潛水艇は、マリアナ海溝で水深7062メートルという中國有人深海潛水記録を更新した。これは世界の同類作業型潛水艇の最深潛水記録でもある。
船舶は海洋調査作業を展開するための重要な基礎プラットフォームで、數多くの新型スマート船舶も博覧會で姿を現した。中國交通建設集団有限公司が投資?建造する「天鯤號」は、中國初の完全に獨自の知的財産権を持つ大型自航式ポンプ浚渫船だ。スタッフによると、同船にはアジア最強の掘削システムが搭載されている。泥ポンプ輸送出力は世界最高基準で、長距離輸送能力も1萬5000メートルと世界最高だ。沿岸部及び深海港の航路浚渫及び埋め立てに使用できる。
國家海洋局の王宏局長は「新中國成立70年にわたり、海洋経済は飛躍的な発展を遂げた。中國は革新駆動を堅持し、海洋経済の質の高い発展を推進している。グリーンな発展を堅持し、海洋生態文明を共同建設している。協力とウィンウィンを堅持し、海洋運命共同體を共に構築している」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月16日