湖北省の武漢大學で、春に咲くはずの桜の花が10月の現在、再び咲き誇っている。寫真愛好家や學生、教師、近隣住民などが同大學に來て季節外れの花見を楽しんでいる。
ネットユーザーらは驚きの聲を上げているほか、「ちょっとおバカな桜」とユーモラスなニックネームがつけられている。
同大學の公式アカウントによると、近年、秋に少し開花するということはあったものの、今年のように咲き誇るのは珍しいという。
では、「狂い咲き」の原因は何なのだろう?同大學生命科學學院の教師?杜巍さんによると、実際には植物の狂い咲きというのはよくあることで、一旦花原基の分化が誘導される環境的要素が整い、それに水分や養分などの條件も揃っていると、季節外れでも花が咲くそうだ。
太陽光は植物の開花の面で大きな役割を果たす。春と秋の日照時間の長さは似ており、そのため春に咲くはずの花が勘違いして秋に咲くということもあるが、そういった現象はあまり多くみられることではないのだという。
(編集KN)
「人民網日本語版」2019年10月15日