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中國初の無人船研究開発?試験基地、年內に稼働開始

人民網日本語版 2019年09月16日11:18

中國初の無人船研究開発?試験基地がこのほど、広東省珠海市で正式に設立され、年末の稼働開始が予定されている。広東?香港?澳門(マカオ)の三地域、さらには中國の海上無人システム及び海洋スマート裝備品の設計?研究開発?試験の公共技術サービスと革新?インキュベーションの場になる。スマート海洋産業においてイノベーションの先端を行く。科技日報が伝えた。

香山海洋科技港は無人船と海洋スマート裝備品産業チェーンの展開をめぐり、人工知能(AI)、先進裝備品製造、次世代情報技術産業に焦點を絞る。海上無人システムとスマート裝備品の設計?研究開発?試験?応用、及び産學研用を一體化させた公共技術サービスプラットフォームを構築する。これは「粵港澳大灣區」(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區によって構成される都市圏)の海洋経済発展を後押しする。広東?香港?澳門が共同科學技術革新に取り組む基地となる。

雲洲智能科技有限公司の成亮社長は取材に対し「同基地は中國初の無人船産業チェーンをめぐる研究開発?試験基地だ。當社は現在、香港科技大學、澳門大學などと幅広い科學研究協力を展開している。將來的に香港科技大學と共同で、基地內に共同実験室と協同イノベーションセンターを建設する」と述べた。

香山海洋科技港プロジェクトの敷地面積は3萬2000平方メートルで、建築面積は5萬2000平方メートルにのぼる。粵港澳大灣區の重要インフラプロジェクト、広東省と珠海市の重點プロジェクトとして、無人船及び海洋スマート裝備品産業の研究開発?試験の需要をめぐり、室內各種実験室、試験プール、埠頭、海上試験エリアなど8大分類、108の小分類試験プロジェクトを設置する。施設は先進的で完備している。

雲洲智能科技有限公司の張雲飛會長は「香山海洋科技港の整った関連施設及び政策サービスにより、無人船及び海洋スマート裝備品技術の蓄積及び更新のペースが5?10倍に上がる見通しだ。國內海上無人システム及びスマート裝備品産業の速い成長をけん引?推進する」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年9月16日

  

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