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日本の大學生のバイト収入が過去最高に 経済低迷で

人民網日本語版 2019年02月28日13:51

日本で25日に発表された調査報告によると、日本の大學生のアルバイト収入が過去最高水準に達し、バイト収入が學生にとって重要な経済的よりどころになっていることがわかった。新華網が伝えた。

▽バイト収入が増加

日本の全國大學生活協同組合連合會が昨年10月から11月にかけて行った第54回學生生活実態調査では、全國の國公立?私立30大學の學生約1萬1千人がアンケートに答えた。

その結果、自宅生の1ヶ月の平均バイト収入は4萬920円で、7年連続で増加し、過去最高水準に達した。下宿生の同バイト収入は3萬1670円で、3年連続で増加したとともに、初めて3萬円を超え、過去最高を更新したことがわかった。

同報告によると、學生の74.1%がバイトをしており、10年前より9.4ポイント増加した。自宅生は80.2%、下宿生は68.5%だった。

また回答者の約30.5%が貸與型奨學金や給付型奨學金を利用しており、この割合は7年連続で低下した。

同報告の分析によると、不景気などの影響で、學生の中には卒業後に貸與型奨學金を返済できないのではと懸念し申請しない人もいる。こうしてバイト収入が學生の日常の支出をまかなう重要な経済的よりどころになったのだという。

▽支出が増加

同報告によると、日本の大學生の2018年の平均月間支出は前年比増加した。自宅生の場合は6萬7200円で4年連続増加し、下宿生の場合は12萬6100円で前年比5350円増加した。

両親からの小遣い?仕送りが緩やかに減っている。自宅生の毎月の小遣いの平均は1萬2780円で、過去最高だった2001年より約43%減少した。下宿生のの毎月の仕送り額は7萬1500円で、過去最高の1996年より約30%減少した。家からお金をもらっていない學生も約7%いた。

過去半年間のバイト収入の使い道を聞いたところ、生活費が43.6%、レジャー?旅行が25.7%、サークル活動が19.3%、貯金が17.6%だった。

日本の學生の経済狀況に詳しい奨學金問題対策全國會議の巖重佳治事務局長(弁護士)は、「バイトで多忙な學生、食事の回數を減らす學生、さらにはテキストも買えない學生が少なからずいる。返済不要の奨學金制度の拡充を望む」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年2月28日

  

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