両足が義足の夏伯渝さん(70)は14日、浙江省臺州神仙居でワイヤーロープやはしごなどの固定設備が備えられた巖山を登る「ヴィア?フェラータ」に挑戦していた。當日は小雨が降り、気溫もやや低めの天候だったが、夏さんのクライミングに対する情熱は少しも損なわれていないようだった。中國新聞網が伝えた。
1975年、夏さんはエベレスト登頂の途中で、寢袋を落としてしまった仲間に自身の寢袋を譲り、寢袋無しで寢たことが原因で両足に凍傷を負い、切斷を余儀なくされた。その後も彼は二度目の切斷や癌、複數回にわたる大手術など多くの試練を経験。それでも夏さんはエベレスト登頂の夢を諦めず、2018年5月14日に念願のエベレスト登頂に成功し、中國人で初めて両足義足でエベレスト登頂に成功した人となった。(編集TK)
「人民網日本語版」2019年1月17日
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