5年前から文化クリエイティブの分野に力を入れている北京の人気観光地?故宮博物院が、また新しいプロジェクトを実施することが分かった。故宮博物院はこのほど、所蔵している名畫の素材を利用する権利を騰訊(テンセント)に與え、それをテーマにした音楽イノベーションコンテストを実施することを明らかにした。人民網(wǎng)が報じた。
名畫と音楽がコラボ
故宮がアップしたMVのスクリーンショット
2018騰訊(テンセント)Next Idea音楽イノベーションコンテストは、故宮博物院、NEXT IDEA騰訊イノベーションコンテスト、QQ音楽が共催する。故宮博物院が今回、素材を利用する権利を與えたのは、東晉、唐、宋、元、明などの時代の名畫で、文化的要素が豊富で、精細な描寫で価値が非常に高い。うち、最も古い名畫「洛神賦図」は、東晉の顧愷之(こがいし)の約1600年前の作品だ。「千里江山図」は、宋の時代の畫家?王希孟の作品で、これを基に、著名ミュージシャンの方文山と張亜東が共同で主題歌「丹青千里」を作曲した。同曲は「中國風」を基調にし、歌手の易■千璽(イー?ヤンチェンシー、■は火へんに羊)が歌う伝統(tǒng)名畫と現(xiàn)代音楽の「コラボ」だ。25日、故宮は微博(ウェイボー)公式アカウントに、「丹青千里」ミュージックビデオ(MV)をアップし、わずか3時間で37萬回以上転送され、コメントが1萬件以上寄せられた。
騰訊は、「『千里江山図』はスケールが大きい作品で、MVではその豊富な內容をできるだけ盛り込んだ。動畫は原畫の『レプリカ』であるだけでなく、そこに描かれている當時の人々の生活の『再現(xiàn)』でもある」と説明する。
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