結婚しない、子供を産まない、簡素な生活を送る、というような「無欲」な狀態(tài)が中國では「仏系(仏のように物事に拘泥しないこと)」と呼ばれている。日本の厚生労働省が最近発表した一連のデータは、それが日本では懸念材料となっていることを示しており、日本が完全に「低欲望社會」に突入してしまったことを裏付けている。 參考消息網(wǎng)が報じた。
生涯未婚率が上昇中
日本の著名な経営コンサルタントの大前研一氏は著作で、「低欲望社會」について、「いくら物価が下がっても、消費を刺激することができず、経済が明らかに成長することもなく、銀行の利率が低くなっても、30歳以前にマイホームを購入する若者は依然として年々減少し、物欲や成功したいという欲望を失い、車やぜいたく品の購入が冷ややかな目で見られ、『オタク文化』が盛り上がり、1日3度の食事も簡単に済ませるという社會を指す」と説明している。
厚生労働省の最新の統(tǒng)計によると、少子化が一層深刻になり、人口の減少が加速していると見られている。また、「嫌婚派」が現(xiàn)在、増加傾向にある。
厚生労働省の施設等機関である國立社會保障?人口問題研究所が昨年4月に発表した報告によると、2015年の時點で、生涯未婚率(50歳の時點で結婚をしないで未婚のまま獨身でいる人の割合)は男性が23.4%、女性が14.1%と、過去最高を記録した。
つまり、日本の男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯未婚ということになる。
結婚しないということは、マイホームを買わなくてもいいということだ。日本では現(xiàn)在、「所帯を持って一人前」という伝統(tǒng)的な観念が若者から消え、借家に住む人が増加している。
家を買わない、結婚しない、子供を産まない、ずっと家にいる…。近年、高視聴率となっている日本のドラマの登場人物は、現(xiàn)在の若者のそのような姿を映し出しており、日本の社會ではそのような風潮が完全に浸透していると言えるだろう。
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