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2017年12月20日  
 

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ピースサインで指紋情報の漏洩? 技術的には可能だが面倒

人民網日本語版 2017年12月20日15:06

今年になって、寫真を撮る時にピースをするというこのありきたりなポーズから指紋情報が漏洩すると、ある研究者が警告しているという情報がネット上で話題になっている。科技日報が伝えた。

その情報を検証するため、中國公安部(省)ベテラン指紋検証専門家がこのほど実験を行った。攜帯電話のカメラとキヤノン製カメラを使い、ピースサインをした同僚の寫真を2枚撮影し、それからパソコンで畫像処理を施した。その結果、こうした寫真から指紋情報を入手することは不可能であることが証明された。しかし指紋を特に鮮明に寫していれば可能だという。そして、「十分に近い距離で、畫素數が非常に高いカメラでピースを撮影すれば、指紋情報を収集できる可能性はある。技術的には可能だが、実際の操作は非常に複雑を極めることになるだろう」とした。

360安全専門家の劉洋氏は、撮影の際に指紋を鮮明にとらえることができない限り、指紋情報が漏洩することはないとの見方を示している。現在の攜帯電話の撮影技術では、正常な撮影距離內(1メートル以上)で、指紋をはっきり寫すことは難しい。正常な指紋情報収集は、非常に近い距離で、厳しく限定された方向と特定の明るさが必要となる。また現在、ネット上で畫像を転送する場合、畫像は圧縮され、その鮮明度が落ちるため、詳細まではっきりと見えなくなってしまう。したがって、指紋情報が漏洩する可能性も低い。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年12月20日

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