「重神機(jī)パンドーラ」のポスター |
アニメーション監(jiān)督?演出家の河森正治監(jiān)督がこのほど、東京で最新TV アニメシリーズのタイトル発表會を行い、「重神機(jī)パンドーラ」が、2018年春から日本と中國で同時放送されることが明らかになった。新華網(wǎng)が報じた。
「重神機(jī)パンドーラ」の主人公は、科學(xué)研究に沒頭する天才科學(xué)者のレオン?ラウと、「家族契約」を交わした義理の妹のクロエ?ラウ。クロエは、活発で明るい性格で、こわいもの知らず。兄妹二人は、都市?ネオ翔龍(シャンロン)に住んでいたものの、量子リアクターの暴走事故「翔龍クライシス」がターニングポイントとなり、荒野で暮らし始める。裝置「量子リアクター」が暴走し、未知なるエネルギーをまき散らし爆発し、世界の環(huán)境は激変。特異進(jìn)化生物「B.R.A.I」が発生し、二人の運(yùn)命は大きく変わる。
「ネオ翔龍」や「レオン?ラウ」、「クロエ?ラウ」などの名前から、同アニメには中國の要素もたくさん詰まっていることが分かる。約30年前、河森監(jiān)督は半年間、中國を一人旅し、明るく、きれいな目をした中國の子供のことを今でも覚えているという。そして、「中國から帰って來てから、世界観が変わった。自分の作品が子供にどんな影響を與えるか、人類に共通した作品をいかに作るかを考えるようになった」という。
河森監(jiān)督は日本で「変形の河森」と呼ばれており、過去30年來、世界で大ヒットしたアニメーション作品を製作してきた。ロボットから飛行機(jī)?車などに変身する主人公を描く人気アニメの多くが河森監(jiān)督の作品だ。
河森監(jiān)督はSF?ロボットアニメの「重神機(jī)パンドーラ」のインスピレーションを中國で得た。北京や上海、杭州、四川、重慶などを旅行し、中國の大きな変化、中國の奧深さ、中國のグルメ文化、さらに、中國人がポジティブで向上心を持っていることなどに、感銘、感動を覚えたという。「日本の若者も中國に行って、中國の活力やスピードを感じてみるべき」と河森監(jiān)督は語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月23日
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