第1回中米社會及び人?文化対話が28日にワシントンで開かれ、関連活動が続々と行われている。最近米國社會では中米社會?人?文化交流が盛り上がりを見せている。中國の劉延東副総理はハイレベル代表団を率いて訪米し、ニューヨークやワシントンで公開活動を行い、大學、シンクタンク、科學技術、青年起業など社會各界の関心を呼んだ。中國が米國社會の対中観に主導的に影響を與え、さらにはこれを再構築するとともに、良好な発展の勢いを呈しているのは明らかだ。(文:王文?中國人民大學重陽金融研究院執行院長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
中米社會及び人?文化対話関連活動は大いに注目されている。例えば「中米大學學長とシンクタンクフォーラム」(主催:中國人民大學、米コロンビア大學)の開幕式では、米國のトップレベルのシンクタンクと社會組織の代表がほとんど顔を揃えた。元米國務長官で94歳と高齢のキッシンジャー博士は演壇に立ち、自ら経験した40年余りの中米社會の変化を思考明晰に語った。強大な智者のオーラに全聴衆が感動した。劉副総理の最後の基調演説は、なおさらに聴衆の胸を打ち、30分余りの演説は拍手で10數回中斷された。
會場に居合わせた米國の著名なシンクタンクのある學者は筆者に「中國の長年にわたる対米『魅力攻勢』はどんどん効き目を現わしている。『自信』『発展』『大國』『近代化』『強大なインフラ』が次第に米國における中國のイメージのキーワードとなっている」と語った。
2009年に中米人?文化対話制度が始動して以來、中國は社會?教育?文化?科學技術?シンクタンクなどの分野で対米人的?文化的交流を主導的に繰り広げ、米國社會の対中認識を深く変えつつあり、人的?文化的交流は中米関係の長期的発展メカニズムにおいて外交?安全保障、経済?貿易とならぶ3本柱の1つとなってもいる。今回の中米社會及び人?文化対話は4月の中米首脳會談で4大対話制度を定めて以降初の開催だが、すでに過去10年近くに及ぶ人?文化対話制度の厚い基礎がある。
中米間の人的往來は年わずか1萬4000人だった1980年代初期と比べ、今では「500萬人時代」に入り、毎日約1萬4000人が往復し、17分ごとにフライトがある。在米中國人留學生は63萬人に達して出身國別で最多、在中米國人留學生は2萬4000人に達して出身國別で3位だ。ここ何年か、中米両國は47組の友好省?州協定と215組の友好都市協定を締結し、人的?文化的交流活動に參加した両國民は3000萬人を超えた。こうした數字は中米関係の進展が一般市民に幸福をもたらしていることの真の描寫であり、人的?文化的交流が両國関係の形成において強大な生命力を持っていることの體現でもある。
もちろん、將來の中米関係は依然として平坦ではない。朝鮮半島の核、南中國海、人権、経済?貿易など敏感な問題にいかにうまく対処するかによって、両國の政治的相互信頼と大國の知恵が試されている。だが筆者は、中國の対米社會?人的?文化的交流は長期に立腳し、主導的に形成するものであり、両國関係の著実な推進に欠かせないプラスのエネルギーを注ぐとともに、世界大國の交流の過程において礎となる役割を果たすと信じている。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月28日
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