國慶節(建國記念日、10月1日)に合わせて7連休になる中國。一部の人気観光地では、既に同期間中の列車のチケットが手に入りにくい狀態になっている。ただ、大混雑になる中國國內の観光地を避けようと、今年は多くの人の同連休の計畫に変化が生じてきており、郊外や海外への旅行、ピーク期間を避けた旅行が人気になりつつある。
人気都市へ向かう列車のチケット完売続出
國慶節の連休中の列車のチケットも発売が開始され、売り切れの路線も続出している。北京を例にすると、北京-瀋陽、北京-哈爾濱(ハルピン)、北京-鄭州などの多くの便のチケットが完売となっている。
その他、一部の短距離の路線のチケット、特に洛陽や杭州、青島などの人気の観光地に向かう短距離の列車チケットが手に入りにくくなっている。洛陽を例にすると、連休の1-3日目まで、周辺都市から洛陽に向かう一部のチケットがほとんど完売狀態になっている。
混雑する國內の観光地を避けて海外旅行に行く人が増加
近年、中國國內の観光地は大型連休のたびに、人でごったがえしているため、國慶節に合わせた連休には、海外旅行を選択する人も増加している。複數の旅行會社を取材すると、國慶節の連休期間を利用した海外旅行の予約が非常に人気になっており、そのうち、西ヨーロッパや米國などが特に人気という。
旅行サイト?途牛旅游網の関係責任者は取材に対して、「消費者のニーズに合わせて、今年は、歐州、米國、中東、アフリカ、オーストラリア、シンガポールなど、遠出の旅行商品を打ち出している」と紹介。これらの種類の商品では、「2人目半額」、「特価」などのセールスも実施している。同責任者によると「國慶節にツアーで海外旅行に行く場合は、最低1カ月前に予約しなければならない」という。
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