北京市政府常務會議がこのほど、「北京市『十三五(第13次五カ年計畫:2016-2020年)』期間における高齢化事業発展計畫」を審議し、可決した。同計畫には、高齢者の家族の誕生日や敬老の日、さらには彼らが健康回復訓練や終末醫療サービスを受ける際に、里帰り休暇を従業員が取得できるよう、雇用企業を奨勵することが盛り込まれている。だが、「親孝行休暇」を実際どのように取得するか、休暇中の給與計算をいかに行うかなど具體的項目については、まだ規定は発表されていない。中國新聞網が伝えた。
これまでに、全國の多くの地方は軒並み、同じような休暇に対する案を発表した。例えば、河南省で今年5月に採択された現地の新しい計畫出産條例には、「満60歳を過ぎた一人っ子の両親が入院治療を受ける場合、その子供は年間20日までの介護休暇を取得することができる。介護休暇期間は出勤と同じ扱いとする」と明確に定められている。
「親孝行休暇」であれ、「一人っ子の介護休暇」であれ、それらが発表されると、全て人々から高い評価が得られた。だが、新政策の発表に伴い、「これらの休暇が本當に取得できる可能性があるのか」と疑いの聲を発する人々もいる。
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