アップルがローズゴールド色の製品を発売すると、この色は多くのアップルファンから人気を集めた。ファーウェイもスマートウォッチとスマホにローズゴールドを採(cǎi)用し、他社追隨を好むサムスンも直ちにローズゴールドとピンクを取り入れている。米テクノロジーメディア「WIRED」によると、ローズゴールドのファッション界から電子製品への進(jìn)出は偶然ではなく、人間の心理と色の間には複雑な関係があるという。人民網(wǎng)が伝えた。
2015年に學(xué)術(shù)誌に掲載されたドイツ人科學(xué)者の論文によると、同じ実力を持つ選手ならば、赤いユニフォームを著用した人の方が審判から高い評(píng)価を受け、勝利を収めやすいことが分かった。統(tǒng)計(jì)データによると、21種目の試合で、赤いユニフォームを著た選手は16種目で勝利し、その他の色のユニフォームを著用した選手を大きく上回った。
赤の他に、ピンクも人々の心理に大きな影響を及ぼす。華夏心理網(wǎng)のベテラン心理カウンセラーの荀炎氏は、「うつ病の患者に対しては、柔和なピンクを使うよう提案する。すべての色のうち、ピンクは健康を象徴しており、リラックスとストレス解消の効果があるからだ。女性は産後、體內(nèi)の女性ホルモンの分泌が減少し、ゆううつになる。そのためピンクのタオルやコップなどの小物を使うことで、気持ちを整えることができる」と例を挙げて説明した。
女性は職場(chǎng)で、黒、白、グレーなど中性的な色を好む。これは男女の差を縮めることができるからだ。男性は職場(chǎng)でピンクのシャツを選ぶことがあるが、これは強(qiáng)すぎる男性の雰囲気を和らげ、親しみやすい印象にするためだ。
しかし荀氏は、「色と性格心理學(xué)には一定の理があるが、一部の複雑な內(nèi)容については説明しがたい。そのため色彩心理學(xué)を盲信するべきではない。個(gè)人的には、いわゆるカラー診斷には參考の意義があるが、ゲームとしてとらえるべきと考えている。これらの研究が、広範(fàn)な科學(xué)試験を踏まえていないからだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月17日