四川省楽山市峨辺イ族自治県には神秘的な場所である黒竹溝があり、その「石門関」と呼ばれる所は、人でも動物でも一歩入ると出られない日本の「樹海」のような存在として知られる。ここでは、國民黨胡宗南殘部の30人や解放軍の測量隊戦士3人、試験的に放たれた伝書バト4羽が行方不明となった。華西都市報が報じた。
北緯30度に位置する黒竹溝は、アトランティスが沈んだ場所や謎めいたスフィンクス、飛行機?船舶?人間の消失事件が続いているバミューダトライアングルなどと同じく、多くの謎で満ちている。
人でも動物でも、一度入ると出てくることができない「石門関」には、どんな危険と秘密が隠れているのだろう? 四川省國土資源庁は2014年から、成都理工大學や四川大學華西病院の専門家と共に、黒竹溝の地磁気の分布やその変化の規則などを研究し、その秘密の解明に取り組んでいる。
それから約2年経ち、専門家らは地磁気が亂れている場所を特定し、1萬平方キロにわたる航空磁気測量データを基に、地磁気が亂れているエリアをまとめた。