北京天壇病院が2014年8月13日に初の臨床試験?手術(shù)に成功して以來、全國の11の病院はこれまでに、中國が獨(dú)自に開発した迷走神経刺激裝置を使い、100人弱のてんかん患者の手術(shù)を?qū)g施した。術(shù)後の調(diào)査によって、同製品の安全性?有効性?信頼性が確認(rèn)された。人民日報が伝えた。
中國には約900?1000萬人のてんかん患者がおり、そのうち約100?150萬人が完治が困難な患者だ。効果的な薬物もなく、また病巣の位置を特定できないといった原因により、開頭手術(shù)が不可能だ。可逆性を持つ、體外無線制御の治療方法である迷走神経刺激は、彼らにとって最良の選択肢だ。約10年間の臨床上の実踐によって、この治療法はてんかんの発作を減らすほか、脳機(jī)能を改善することが証明されている。この治療法は開頭手術(shù)の必要がなく、安全性が高いことから、臨床上の応用が広がりを見せている。
中國唯一の國家級神経調(diào)節(jié)研究機(jī)関「神経調(diào)控技術(shù)國家工程実験室」が、第12次五カ年計畫(2011-2015)國家科技支援計畫の支援を受けて、國産迷走神経刺激裝置の研究開発プロジェクトを擔(dān)當(dāng)した。そのうち清華大學(xué)が開発を擔(dān)當(dāng)し、北京品馳醫(yī)療設(shè)備有限公司が実用化を擔(dān)當(dāng)。同実験室主任、清華大學(xué)教授の李路明氏によると、彼らが獨(dú)自に開発した迷走神経刺激裝置は小型かつ軽量で、正確な刺激が可能で、使用壽命は10年以上に達(dá)する。同裝置は2016年上半期に、國家食品薬品監(jiān)督管理総局が発行する醫(yī)療機(jī)器登録証を取得する見通しだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月13日