麻雀を打つのが好きな日本人の洋蔥(中國名)さんは、以前臺北で中國語を學んだ。臺北の春節の印象は、意外にも「食事をしながら麻雀をすること」と「麻雀をしながら食事をすること」だという。比較すると臺灣の春節は活気がなく、北京の春節のほうが賑やかで好きだという。友人と一緒に爆竹を鳴らし、廟會(縁日)に行き、「春晩」(春節を祝う中國の國民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相當)を見て、麻雀を打つ。とても楽しいという。
洋蔥さんは、以前、春節の時に家族と一緒にシカゴや橫浜の中華街に行ったことがある。色とりどりのランタンが飾られた中華街は新年を迎える喜びに溢れ、通りには龍舞や獅子舞が練り歩いて非常に賑やかだった。北京に來てから、洋蔥さんは中華街の春節はより中國色が強いと感じた。中國の春節文化を受け継いでいる日本の新年も、一家団欒で過ごし、お年玉が1番嬉しいことだった。洋蔥さんはある秘密を教えてくれた。日本の母親も中國の母親と同様に、子供のお年玉をまずは沒収するのだという。今年の春節、洋蔥さんは中國で過ごす予定だ。そして、春節期間に中國の皆さんが日本に観光することを大歓迎という。