日系家電メーカーの海外市場からの撤退にともない、中國家電メーカーは海外で春の日を迎えたとみられる。稅関総署がまとめたデータによると、14年のテレビ輸出臺數(shù)は7405萬臺で前年比24.3%増加し、輸出額は832億5千萬元(1元は約18.8円)で同22.6%増加した。
スカイワースグループ(創(chuàng)維集団)テレビ事業(yè)部の劉棠枝総裁は取材に答える中で、「國內(nèi)市場では家電はもう伸びることはない。海外市場では日本の家電ブランドが縮小を続けており、中國企業(yè)はチャンスをつかまえて日本の穴を埋める必要がある。3年後にはスカイワースのテレビは海外市場で1千萬臺の販売臺數(shù)を達成する見込みだ。またデータによると、TCLの14年7月、9月、10月の液晶テレビ海外販売臺數(shù)は國內(nèi)での販売臺數(shù)を大幅に上回った」と述べた。
北京奧維雲(yún)網(wǎng)の黒物家電事業(yè)部の董敏総経理は、「14年の東芝製テレビの世界販売臺數(shù)は約720萬臺、シャープは800萬臺前後、パナソニックは850萬臺、ソニーは1200萬臺で、これら日系ブランドの市場縮小にともない、中國企業(yè)の海外での発展には相応のチャンスがもたらされた。だがこうしたブランドには事業(yè)を手がける後継者がおり、市場を奪おうとしてもそれは容易ではない。中國の家電メーカーの前には韓國の手強いライバルのサムスンやLGが立ちふさがっており、市場調(diào)査のデータによれば、売上高の統(tǒng)計をみるとサムスンとLGの2社で世界の家電市場に占めるシェアが50%を超えている」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月3日