米國はいわゆる「デリスキング(リスク低減)」を再三喧伝しているが、実際には「デリスキング」の名の下に「脫中國化」を?qū)g行しているのであり、その底にあるロジックはやはり「デカップリングと産業(yè)?サプライチェーンの分斷」だ。対抗を目的とする「デリスキング」のもたらす結(jié)果は、機會、協(xié)力、安定、発展の喪失である。新華社が伝えた。
同盟國を仲間に引き入れて中國を排除するシステムを構(gòu)築し、世界を分斷することを企てるやり方は、深く融合した世界経済に多大なリスクをもたらすだけでなく、世界経済ガバナンスを撹亂し、世界の共通課題のさらなる推進を阻害することになるだろう。シンガポールのローレンス?ウォン副首相は「斷片化された世界経済は、互いに競爭し合う地域ブロックへと世界を分裂させる」と述べた。IMFチーフエコノミストのピエール?オリビエ?グランシャ氏は、いわゆる「デリスキング」は世界経済を各自が勝手な行動を取るブロックに分斷しかねないと警告した。
「デリスキング」のもたらすリスクは誰の目にも明らかであり、米國の同盟國にも慎重な姿勢を取る國が少なくない。EUの外交関係などの議題をめぐり、歐州のシンクタンク「歐州外交問題評議會(ECFR)」が先ごろEU加盟國の1萬6000人を?qū)澫螭藢g施したアンケート調(diào)査では、「歐州は中國と良好な経済?貿(mào)易関係を維持すべきであり、政治問題で中米間のどちらかにつくべきではない」と考えている回答者が多かった。ドイツ紙「ハンデルスブラット」は先ごろ、「デリスキング」は実施過程で難題に直面しており、ある調(diào)査で「『デリスキング』で試練に直面している」とした回答者が86%に上ったことを報じた。
共通利益のパイを大きくし、発展を?qū)g現(xiàn)することが、世界経済の回復(fù)を促進する正しい道であり、多くの厳しい試練を解決する根本的な道である。米國のいわゆる「デリスキング」の中身は依然として米國の固執(zhí)するゼロサムゲームと冷戦思考なのである。各國は「新冷戦」を強く警戒し続け、手を攜え、小異を殘して大同につき、一致點を集めて相違點を解消し、より創(chuàng)造性に富む協(xié)力を推進し、人類の持続可能な発展にしかるべき貢獻を果たす必要がある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月18日