習近平國家主席は10日、中國を公式訪問したソロモン諸島のソガバレ首相と北京の人民大會堂で會談した。雙方は、中國とソロモン諸島が新時代において互いに尊重し合い、共に発展する包括的な戦略的パートナーシップを正式に構築することを共同で発表した。新華社が伝えた。
習主席は「國交樹立以來、両國の友好的協力は中國と太平洋島嶼國との関係の前列を歩み、大國と小國、発展途上國間の団結と協力、連攜した発展の模範となってきた。中國はソロモン諸島と戦略的意思疎通を強化し、各分野で協力を深め、両國の包括的な戦略的パートナーシップの安定した持続的な発展を推進し、両國民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と指摘。
また習主席は「中國の太平洋島嶼國政策は『4つの十分な尊重』を堅持している。第1に、島嶼國の主権と獨立を十分に尊重し、大國も小國も一律に平等であることを堅持する。第2に、島嶼國の意向を十分に尊重し、共に協議し、共に建設し、共に享受し、共にウィンウィンであることを堅持する。第3に、島嶼國の民族的文化?伝統を十分に尊重し、和して同ぜず、良きものを分かち合ってより良いものを作り上げることを堅持する。第4に、島嶼國の自強を十分に尊重し、『ブルーパシフィック2050戦略』の実行を支持し、平和で、調和ある、安全かつ包摂的な繁栄するブルーパシフィックを構築するために貢獻する」とした。
ソガバレ首相は「ソロモン諸島は『一つの中國』原則を揺るぎなく遂行する。中國側と上層部交流を緊密化し、貿易、投資、人的、文化的、地方などの分野で交流や協力を強化し、気候変動などグローバルな試練に共同で対処し、ソロモン諸島と中國の包括的な戦略的パートナーシップのたゆまぬ前向きな発展を推進していきたい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月11日