北京豊臺駅は6月20日、リニューアルオープンして1周年を迎えた。ここ1年の間に同駅を利用した人の數は、出発客が延べ750萬人、到著客が延べ825萬人となっている。さまざまサービスと措置が講じられており、同駅を利用した移動が非常に便利になっている。
北京豊臺駅の待合ホールに入ると、天窓から自然光が注ぎ、旅客が花壇の隣に設置された椅子にのんびりと座って、列車を待っていた。構內に設置されている1周年記念ボードのフレームを使って記念寫真を撮影する旅客の姿も數多く見られた。ある旅客は、「広々としていて、明るく、どの標識も分かりやすい。地下鉄16號線に乗って來たが、地下鉄と駅が繋がっているので、とても便利」と話していた。
ここ1年、北京豊臺駅では、鉄道と地下鉄のセキュリティチェック相互認証を導入しているため、旅客は駅を出て地下鉄に乗り換える際、セキュリティチェックを受ける必要はなく、乗り換えにかかる時間は平均15-20分に短縮されている。
北京豊臺駅の王建副駅長によると、ここ1年、同駅を発著した列車は約4萬本?,F時點のダイヤで、同駅に乗り入れる列車は60.5往復となっている。主に、北京と広州を結ぶ京広高速鉄道を経由して、石太旅客専用線の方向へと向かう高速列車、及び京広線、京九線、京滬線、京原線、豊沙線、一部の北京をターミナルとする普速列車の旅客輸送業務を取り扱っている。今年4月30日、1日の利用者がピーク時に約7萬人に達し、オープン以來、1日當たりの最多數を記録した。今年5月、同駅と河北省固安県を結ぶ通勤列車が正式に開通し、北京市?天津市?河北省一體化の発展をバックアップしている。(編集KN)
駅のベビー休憩室。
「人民網日本語版」2023年6月21日