中國は5月6日2時19分に夏の最初の節(jié)気となる立夏を迎えた。
立夏を迎えると、草木は青々と茂り、萬物が成長を遂げ、繁栄の賑やかさを至る所で目にすることができる時期となる。
立夏が過ぎると、気溫が高くなり、雷雨が増え、農作物がぐんぐん生長する季節(jié)に入る。
この時期、最も人々を魅了するのは、赤く熟れたサクランボや瑞々しいビワなど、市場に次々と出荷される新鮮な野菜や果物だろう。
そして立夏を過ぎると、次第に暑さが増し、蒸し暑さが人々の暮らしや習慣に影響を與え、そのヘルスケアにも調整が必要になる。ここではそんな注意事項を幾つか紹介していこう。
1. 睡眠に気をつけよう
立夏の時期は、晝が長く、夜が短い。そのため、遅めに寢て、早起きするとよい。ただしこの場合、晝寢がとても重要になる。晝寢をすることで、循環(huán)器系や人體の陽気を整え、脳や體全體が必要とする休息をとることができるからだ。
2. 冷たいものは控えめに
立夏の時期は降雨が増える一方、気溫が上昇し水分が蒸発する。脾臓が弱い場合は、あまり早い時期から冷たいものを食べることは避けたほうがいい。冷たいものを食べることで、脾臓や胃などの消化吸収機能を損ない、食欲減退やお腹の張り、下痢といったトラブルの原因となるからだ。
3. スローな運動を心がけよう
立夏の時期は、汗を大量にかくような運動は避けたほうがいい。汗が流れることで人體の陽気を損ねてしまうからだ。そのため、激しい運動を避け、散歩などスローな運動を心がけたほうがいいだろう。(編集TG)
「人民網日本語版」2023年5月6日