今月14日以來、四川省では気溫が急激に上がり、すでに「真夏」の様相を呈している。同省の各市?自治州は、早くも「高溫PK戦」に突入し、成都市は2日連続で4月の最高気溫記録を塗り替え、涼山彝(イ)族自治州寧南県の17日の気溫は同省で最も高くなり、最高気溫が39.1度に達した。四川省気象センターによると、四川盆地では熱波が早々と到來し、例年より早く初の猛暑日を記録した。
実は熱波は1週間前にすでに姿を現し、虎視眈々と「襲撃」の機會を狙っていた。しかしその際には四川盆地の気溫はまださほど上がっていなかった。9日になると、攀枝花市塩辺県の最高気溫が36.9度に上昇。10日には、寧南県の気溫が36.7度となり、涼山彝族自治州で今年初の猛暑日を記録した。そして、14日と15日の「潛伏」を経て、16日に熱波が一気に「襲撃」を開始。省全域の16観測ポイントで最高気溫が35度を超えた。
今年初の猛暑日は例年よりもどれほど早くやってきたのだろうか?四川省気候センターのエンジニア?孫蕊氏によると、自貢市の國家観測ポイントを例にすると、過去10年において、6月前に猛暑日を記録した年は5回あり、最も早いのは2019年の4月25日で、35.6度だった。今年、同観測ポイントでは4月16日に気溫が35度を超えた。つまり、今年は例年よりも早く猛暑日を記録したことになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月18日