重慶図書館にとって初めてとなる「列車図書室」が4月13日、中國鉄路成都局集団有限公司重慶旅客輸送區間の鈍行列車5610號の3號車に設けられ、重慶と湖南省懐化を結ぶ渝懐鉄道を走行する列車に新しいタイプの読書スペースが誕生した。人民網が伝えた。
この列車図書室には、人文?歴史?観光?科學技術など各ジャンルの書籍1千冊あまりが所蔵されている。また、乗客に中高生が多いことから、彼らに適した古典名著や科學普及関連書籍も多數用意され、オープンラックスタイルで無料開放されている。重慶図書館は、乗客の好みに合わせ、蔵書を定期的に更新?補充するほか、電子書籍?オーディオブック?ビデオなど様々な視聴覚資料をオンラインで無料提供し、読者の多様な読書ニーズに対応していくという。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年4月14日