「2020年から2022年、中國の自動車輸出は『2段ジャンプ』式の急増を?qū)g現(xiàn)し、2021年と2022年にそれぞれ100萬臺の増加を?qū)g現(xiàn)した」。中國機電製品輸出入商工會議所自動車分會の孫暁紅秘書長はこのほど、中國自動車輸出入サミットフォーラムでこう語った。
中國の自動車輸出は2022年に300萬臺を突破し、日本に次ぐ第2の自動車輸出大國となった。稅関総署が3月7日に公表したデータによると、今年1~2月の中國の自動車輸出臺數(shù)は前年同期比43.2%増の68萬2000臺となった。自動車輸出額は同78.9%増の968億3000萬元に達した。
長年にわたり、中國の自動車輸出臺數(shù)は常に100萬臺前後で増減してきたが、2021年になってから爆発的に増加し始めた。このうち、主要な成長力となっているのが新エネルギー車だ。2022年の中國の新エネルギー車輸出臺數(shù)は前年の2.2倍となる67萬9000臺で、輸出全體の22%を占めた。また、ピックアップトラックの需要が海外市場で増加していることも、一定の貢獻を果たした。
中國はすでに世界第2位の自動車輸出大國となったが、輸出額の面ではドイツ、日本、米國に次ぐ第4位であることに注目する必要がある。孫秘書長は、「自動車輸出は急速に増加しているが、輸出狀況は十分に安定しておらず、基盤がまだしっかりとしていない」との見方を示す。
孫秘書長はさらに、「中國の自動車輸出は激増し、コスト面の優(yōu)位性が顕著で、新エネルギー産業(yè)チェーンのコスト面の優(yōu)位性は揺るがしがたい。また、新エネルギー車の対外投資が活発化し、対露協(xié)力の位置づけが見直された。2023年の完成車輸出は安定を維持しながら前進という全體的基調(diào)を維持し、年間で20%増加すると見られ、このうち純電気自動車(BEV)の寄與率が50%を突破する見込みだ。ただ、『ブラック?スワン』に注意する必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月14日