三甲病院(中國最高クラスの病院)である上海仁済醫(yī)院のCT検査情報を入力した畫面を?qū)懁筏繉懻妞罱ⅴ庭氓壬悉谴螭试掝}となっている。患者の氏名欄には「熊貓」と入力されていた。中國には「熊」という苗字はあるものの、「熊貓」は中國語でジャイアントパンダを意味する?yún)g語となる。これは単なる偶然ではなく、患者は本當(dāng)に中國の國寶ジャイアントパンダだったというから驚きだ。
上海仁済病院が診察したこの「特殊な患者」は、上海野生動物園のアイドルであるパンダの「七七(チーチー)」。腸閉塞で緊急搬送されてきたという。
醫(yī)師によると、カルテの患者の氏名欄には「熊貓」と入力されていたので、てっきりそんな名前の人もいるのかと思ったものの、CT検査を受けに來たのが本物のパンダだったので驚いたという。動物の治療を三甲病院で行うということ自體非常に珍しく、「國寶」のパンダとなると、さらにレアなケースと言える。
元気だった時のパンダの「七七」(畫像は観察者網(wǎng)から)。
上海野生動物園によると、今月2日までに、「七七」の腸閉塞の手術(shù)はすでに終わり、その病狀も臨床判斷やCT検査の結(jié)果とマッチしているという。
今月1日午後、中國ジャイアントパンダ保護研究センターの獣醫(yī)や飼育専門家、上海仁済病院の胃腸外科の専門家、上海野生動物園の獣醫(yī)チームからなる専門家グループが約2時間の手術(shù)を行い、「七七」の腸に詰まっていた竹の繊維を取り除いた。
手術(shù)を終えた「七七」は現(xiàn)在も醫(yī)學(xué)観察下にあり、専門家グループが今後の治療やケアの計畫を立てている。
昨年夏、4歳の誕生日を迎えたパンダの「七七」(畫像提供?上海野生動物園)。
2018年7月17日に生まれた「七七」は、中國ジャイアントパンダ保護研究センターで初めて人工繁殖に成功したパンダ「公主(ゴンジュウ)」が20歳という高齢で出産した14番目のパンダだ。生まれたばかりの時、「七七」の體重はわずか165グラムだったものの、今では90キロ以上にまで成長している。
「七七」は小さい頃から活発で元気いっぱいの人気者。動物園は毎年、「七七」の誕生日を祝うパーティーを開催し、たくさんのファンがやって來る。今回病院に緊急搬送されたというニュースを聞いた多くのファンがその體調(diào)を心配しており、1日も早い回復(fù)を祈っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月7日