山東港口集団の日照港は今年に入ってから、科學技術のエンパワーメントでエネルギー供給ルート保障を円滑にしている。年間鉄道輸送量が初めて1億トンの大臺を突破し、年間取扱量が前年同期比6.2%増加し、21日早く昨年通年の合計を上回った。新華網が伝えた。
日照港は中國の「西炭東運、北炭南運」(西部地域と北部地域の石炭を東部地域と南部地域に輸送すること)戦略を実施する主要沿岸港と國家石炭備蓄基地で、瓦日(瓦塘?日照)と新菏兗日(新郷?菏沢?兗州?日照)という港エリアに直通する2本の1000キロメートル幹線鉄道を持つ。鉄道沿線の15ヶ所の無水港が港灣サービスを山東省、山西省、陝西省、河南省、河北省などの內陸部に拡大している。
15日、8780トンの発電用石炭を満載した列車が港に到著したことにより、日照港の年間鉄道貨物輸送量が初めて1億トンの大臺を突破した。撮影?張明軍
10種近くの車両の荷降ろし作業の需要を満たすため、日照港の張守波氏のチームが獨自に設計したダンプ車自動フックリリースシステムのフックリリース成功率は100%にのぼる。車両自動整理、自動材料補給、車種識別などのシステムに合わせ、ダンプ車の作業全プロセスの自動化を実現し、作業効率を12%向上させた。スーパーキャパシタを牽引車蓄エネ設備とし、「自動積載システム+電気牽引」スマート化列車共同積載タワー作業モデルにより、積載効率が2.75倍向上した。獨自開発の全天候型貯蔵エリアマルチ融合スマートモデリングシステムは、最良の貨物搬入?搬出プランを自動で生成する。モデリングにかかる時間は10秒未満と、従來のモデリング方法と比べ効率が99%アップした。
日照港大口ドライバルクスマートグリーンモデル作業エリアで、石炭の搬入?搬出を行う運搬機。撮影?郭緒雷
日照港石臼港區南エリア建設現場責任者の張守波氏は、「さらに作業エリア向けの『5G+デジタルミドルプラットフォーム+AIデジタルツイン』スマートコアをカスタマイズで開発し、科學技術のエンパワーメントにより大口ドライバルク埠頭スマート化運営の新モデルを切り開き、エネルギー供給の大ルート保障を円滑にする」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月26日