中國外交部(外務省)の毛寧報道官は10日の定例記者會見で、ロシア?ウクライナ情勢の最新の推移について「中國は各方面が対話と協議を通じて溝を適切に解決することを希望する。また、事態の緩和のために引き続き建設的役割を果たしていきたい」とした。
毛報道官は「中國はウクライナ問題における立場を、すでに繰り返し表明してきた。中國は常に各國の主権及び領土的一體性はいずれも重視されるべきであり、國連憲章の趣旨と原則はいずれも遵守されるべきであり、各國の安全保障上の合理的な懸念はいずれも重視されるべきであり、危機の平和的解決に資する全ての努力は支持されるべきであると主張してきた」と表明。
毛報道官はウクライナ問題における中國の立場を表明すると同時に、ウクライナ各地で発生した爆発事件に関する具體的質問に対し、「中國は関連報道に留意している。事態の早急な緩和を望む」とした。
また「各方面が対話と交渉という方向性を堅持し、事態の緩和を共に後押しすることが重要だ。中國は各方面と共に意思疎通を継続し、事態の緩和のために建設的役割を果たしていきたい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年10月11日