中國の華為技術(ファーウェイ)と米國のアップルは今月、相次いで秋の新商品発表會を行い、スマートフォンの新製品を発表した。今回最も注目を集めたセールスポイントは、衛星と直接通信できる(衛星直結)機能。これは、地上にネットワークの電波がない狀況でも、衛星を通じてテキストや位置情報を発信することができる機能だ。このほか、スマホ半導體メーカーの聯発科技股份有限公司(メディアテック)は、世界で初めて5G非地上系ネットワークと衛星スマホネットワークの接続テストを完了。また、自動車メーカー?吉利汽車傘下の湖北星紀時代科技有限公司は、世界初の低軌道衛星と直接接続する普及タイプのスマホを打ち出す予定だ。
9月13日、中國は通信衛星「中星E」の打ち上げに成功した。同衛星は主にユーザーに質の高い通話、データ、ラジオ?テレビ放送のサービスを提供する。中國初の容量が100GB(ギガバイト)を超える大容量通信衛星「中星26號」は2023年初めに打ち上げが予定され、これは中國初のシステム設計と運営サービスの全體的性能が國際水準に匹敵するハイスループット衛星となる。現時點で、中國には衛星通信関連企業が2萬5千社以上あり、そのうち2022年1-8月に新たに登録された企業は5540社で、月平均増加率は39.1%に達している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月20日