重慶市衛生健康委員會が明らかにしたところによると、9月16日、重慶市でサル痘の輸入癥例の感染者が1人確認された。この感染者は海外から重慶に入國した人で、規定に基づいて入國者に対する新型コロナウイルス感染癥予防?抑制集中隔離が行なわれている期間に、皮膚癥狀などが確認されたため、重慶市疾病予防管理センターの実験室の検査を受け、中國疾病予防管理センターの再検査を受けたところ、実験室でサル痘ウイルスのPCR陽性が確認され、國が専門家を組織して行なった診斷でサル痘の感染が確認された。この感染者は現在、指定醫療機関で集中隔離治療を受け、病狀は安定しており、濃厚接觸者も全て隔離され醫學的観察を受けている。現時點で、この感染者は新型コロナウイルスのPCR検査は陰性だった。中央テレビニュースのアプリが伝えた。
専門家の判斷によると、この感染者は重慶で入國してすぐに隔離され管理コントロールを受けたため、社會的な行動歴はなく、サル痘を伝播するリスクは低いという。
サル痘はサル痘ウイルスに感染して起こる一種の人獣共通感染癥であり、主な臨床癥狀には発熱、発疹、リンパ節腫脹があり、通常は自己限定性の疾患であるが、一部の患者は皮膚の病変部位の細菌感染、脳炎などの合併癥を発癥する。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月17日