BRICSは新型コロナウイルスのパンデミックの影響を克服して相互接続の水準(zhǔn)を高め続け、協(xié)力を強(qiáng)めており、これは質(zhì)の高い経済発展に寄與している。

インフラは経済?社會(huì)発展の重要な支えだ。習(xí)近平國家主席は2013年に南アフリカ?ダーバンで、「パートナーシップを通じてBRICS各國を緊密に結(jié)び付け、経済?貿(mào)易、金融、インフラ整備、人的往來分野の協(xié)力推進(jìn)に力を入れる」ことを打ち出し、BRICSが「一體化した大市場(chǎng)、多層的な大流通、陸海空の大連結(jié)、文化の大交流という目標(biāo)へと前進(jìn)する」ことを提言した。また習(xí)主席は2014年、ブラジル?フォルタレザでも、「各分野の協(xié)力で、さらに多くの早期収穫の成果を勝ち取り、各國の人々に確かな利益をもたらす」として、この目標(biāo)の重要な意義を改めて強(qiáng)調(diào)した。

BRICSはインフラ整備において助け合っている。以前、ロシア?モスクワの地下鉄大環(huán)狀線に10の新駅が開業(yè)し、中國企業(yè)が建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)った第3乗換環(huán)狀線南西區(qū)間が正式に開通。南西區(qū)間の住民は約34萬人おり、これによって日常の通勤時(shí)間は平均約40％短縮された。2019年、完成すれば南米最大の海上橋となるブラジルのサルバドール海上橋プロジェクトを中國企業(yè)が落札した。ブラジル?ヴァルガス財(cái)団國際財(cái)務(wù)管理研究センターの夏華聲センター長は、「中國の資金?技術(shù)面の優(yōu)位性は、中南米諸國がインフラ整備不足を補(bǔ)い、経営?輸送コストを引き下げる助けとなり、中南米地域のコモディティ輸出にとってプラスになる」と指摘する。

BRICS5ヶ國間の相互接続は、國際列車、貨物輸送のチャーター機(jī)、バスなどのネットワークが出來上がり、一層円滑になってきている。今年5月12日には、重慶からインドの首都ニューデリーまでの貨物輸送航路が正式に開通し、中國から南アジア方面への貨物輸送力不足が効果的に補(bǔ)われた。6月7日には、重慶とムンバイを結(jié)ぶ貨物輸送航路が正式に開通し、貨物を満載したインドの航空便が重慶を飛び立った。この2年間で、中露を結(jié)ぶ同江?ニジュネレニンスコエ鉄道橋と黒河?ブラゴヴェシチェンスク道路橋が相次いで開通し、両國間の往來がさらに便利になった。

近年、BRICSはインフラ整備分野で実務(wù)協(xié)力を深め続けており、相互接続によってさらに多くの発展のチャンスを迎えることになるだろう。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月14日