「2022年BRICS調整官第2回會議」が12、13両日に開催された。中國のBRICS擔當調整官を務める馬朝旭?外交副部長(外務次官)が議長を務め、各國の調整官が出席した。
BRICSは現在のウクライナ情勢を非常に注視しており、各國が自らの立場を重ねて表明した。BRICSは、多國間主義を支持し、國連憲章の趣旨と原則を遵守し、各國の安全保障上の合理的な懸念を尊重する。ロシアとウクライナが対話と交渉を続け、ウクライナ問題の包括的解決を図ることを支持する。ウクライナ國內及び周辺の人道的狀況に懸念を表明し、赤十字國際委員會と國連機関の貢獻を含む、ウクライナに対するあらゆる人道支援努力を支持する。
BRICSは、一方的制裁が世界経済の回復、産業チェーンとサプライチェーンの安定、エネルギー及び食糧安全保障にもたらす深刻な影響、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行に対する深刻な打撃に特に注目し、數多くの発展途上國の懸念を強く重視し、しっかりと解決して、各國の経済と民生に影響が生じないよう確保することを呼びかける。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年4月14日