「整理収納に攜わった時間は約3千時間あまりになり、500軒以上の家の整理収納のお手伝いをし、研修を受けた生徒は3千人を超えた……」。このように話す魏婉晴さんは、以前は幼児教育の教師を務(wù)めていたが、2年前に整理収納アドバイザーへ転身する道を選び、そして整理収納の仕事と縁を結(jié)ぶことになった。実際に仕事を始めてみて最も深く感じたのは、「どの家もモノが多すぎる」ということだった。一番多い家では10萬點(diǎn)近いモノを片付け、服を運(yùn)び出すだけで歩數(shù)が1萬5千歩に迫ったという。「経済日報」が伝えた。
魏さんは、「整理収納アドバイザーは家事代行サービスをする?yún)g純な『お掃除係』ではないし、服をたたんでハンガーを取り替えるといった単純なことでもない。複數(shù)のレベルで複數(shù)の視點(diǎn)からお客様のニーズを読み取り、お客様の生活に関わる人々、生活習(xí)慣、生活の動線を踏まえて、お客様のためにヒト、モノ、空間のバランスを構(gòu)築することが必要。そのため整理収納というのはチームでの協(xié)力が欠かせない小型プロジェクトで、簡単そうに見える作業(yè)だが、実はプロフェショナルなものだ」と話した。
現(xiàn)在、一線都市では魏さんのようなプロの整理収納アドバイザーがますます増えている。2021年初め、人的資源?社會保障部(省)が発表した新職業(yè)では、家事代行サービス類の中に整理収納アドバイザーが加わった。
中國で最も早く設(shè)立された整理収納サービス機(jī)関「安安整理」の創(chuàng)業(yè)者の談檀さんは、「2015年に整理収納作業(yè)室をオープンしたばかりの頃、整理収納は一體何なのか理解していない人が多かった。17年に法人化して運(yùn)営するようになると、この業(yè)界が社會に認(rèn)知されるようになった。21年上半期のサービス提供量は20年全體をすでに上回り、またもや過去最高を更新した。今は1日のサービス提供量が創(chuàng)業(yè)した最初の月全體の量に當(dāng)たる」と話した。
談さんが注目するのは、20年からますます多くの、さまざまな業(yè)界の出身者が整理収納業(yè)界について學(xué)び、これに參加するようになったことだ。年齢は18歳から60歳以上までとさまざまだという。談さんは、「ここ2年近くは、國有企業(yè)、職業(yè)教育、投資、醫(yī)療関係者、自動車、會計監(jiān)査、自由業(yè)などさまざまな分野の人が整理収納業(yè)界に參加するようになった」と説明した。
安安整理は北京のほか、鄭州、寧波、広州、上海、成都、武漢、重慶、太原などにも支社があり、整理収納サービスを提供すると同時に、カリキュラム研修も行い、社會的ニーズに応えるために人材のストックを増やしている。談さんは、「昨年は研修量が激増し、急成長する市場のニーズを満たせなかっただけでなく、整理収納アドバイザーも全然足りなかった。今はお客様に事前予約をお願いしている」と話した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月10日